「レイジングループ」面白かったゲームを紹介
おおかみをくくれ。
よみびとを絶やせ
こんにちは
本日は僕の好きなアプリゲームの紹介を
ケムコから出てるADV「レイジングループ」
ちょっと古いですが2015年発売、その後switchやps4 でも発売されてますね。
ノベルゲーム?ていうのかな、小説を絵付きで読みつつ自分の選択肢によってエンディングが変わっていくような「読むゲーム」て感じですね。
携帯アプリて本格的な操作がいるゲームやりづらいじゃないですか?
ツムツムとかああいった簡単操作ゲームなら大丈夫なんですがすぐ飽きちゃうんですよね。
なので昔から携帯でやるゲームはこういう操作があまりないけど考えるようなものが好みです。
ケムコのアプリってこのADVシリーズしかした事ないんですけど、RPG系は正直‥なんか微妙そう‥
ただこのADVシリーズ
「トガビトノセンリツ」「D.M.L.C(デスマッチラブコメ)」「レイジングループ」
この3作品が個人的にかなり面白いです。
他にも同じADVシリーズ何作品かあるんですけど、プレイするなら上記の3作品がおすすめ。
3作品に共通してるのはシナリオを手がけたのがamphibian。
amphibianはペンネームで野吹さんて方らしいです。
他のADVもプレイしたんですがやっぱりこのamphibianがシナリオの作品が面白かったです。
他の2作品はまた機会があればお伝えしたいですけど、今回は「レイジングループ」。
上記の3作品の中では1番新しいものになります。
ネタバレすると面白さ3分の1になりますので、さわりだけ書きたいと思います。
ストーリーに沿った紹介はこちら
↓↓↓
https://tkp09.com/2022/01/18/post-516/
この「レイジングループ」、内容としては人狼ゲームをモチーフにした和風アドベンチャーホラー。
人狼ゲームは、人間の中に何人か狼が混じっていて気づかれない様に1人ずつ人間を殺していく。
人間たちは毎日開かれる会議によって誰が狼か見抜いて1人ずつ処刑していく。
人間が全滅するのが先か、狼が全員処刑されるのが先かで勝敗を決めるといったゲームですね。
1番のポイントは狼は全力でウソをつくってとこです。
処刑されないために全力でウソをついて自分が人間だということをアピールするんですが、アピールし過ぎても怪しいし、黙り込んでも怪しい。
いかに人間側を騙せるか。
人間の方はもちろん人間の証明をするだけなんですがこれが難しい。
みんながみんな自分以外を疑ってるわけですから。
間違って人間を処刑したりしてしまうとどんどん人間側が不利になるので会議して多数決で処刑する人間を決めるわけです。
狼側は自分を疑ってるっぽい奴を殺したりして対策を常に考えないといけないんですが、会議中に自分を疑ってた人をすぐ殺したりしたら自分が狼だとまわりに伝えてるようなもんですよね。
そういった色んな読み合いやせめぎ合いが交錯するのがこの人狼ゲームの醍醐味なんです。
このゲーム考えた人ホントすげぇと思います。さらにこのゲームをややこしくする「役職」てものがあって、レイジングループでは
「へび」(占い師)
- 一晩に一人指定した人が狼か人間かを知ることができる
「さる」(共有者)
- この役職は二人いて、お互いがお互いのことを「さる」であること(狼ではない)を知っている
「からす」(霊媒師)
- 前日の会議によって殺されたのが狼だったか人間だったかを知ることができる
「くも」(守護者)
- 一晩に一人指定した人を狼の襲撃から守ることができる(自分を守るのは不可)
上記の大体のルールにこの「役職」が絡んでくるのでより一層ややこしい状況に。
バカな僕は最初らへん理解不能でした。
ただし、この複雑なルールも
「レイジングループ」をプレイしていくうちになんとなくつかめてきます。
そもそもの人狼ゲームがとても奥深くてややこしいゲームだということがわかったところで
レイジングループについて話していきたいと思いますが、せっかくなら物語に関しての知識はほぼない状態でプレイしていただきたいと思うので物語の内容自体は説明が必要なところ以外書きません。
システムと感想を中心に書いていきます。
ストーリーに沿った紹介はこちら
↓↓↓
https://tkp09.com/2022/01/18/post-516/
このゲームは死にゲー&記憶保持タイムループ作品です。
主人公の房石陽明が何度も死にます。
いや、キャラクターほぼ全員がぶっしゅぶっしゅ死にます。
選択肢を間違えたら死ぬんですが、最初に選べる選択肢は大体死ぬ方しかないんですね。
要は死んでキー(カギ)なるものをゲットしてタイムループで戻り、また同じ事柄があった時に過去に死んだ事を思い出し、違う選択肢が選べる様になる、というシステムです。
ループを繰り返して繰り返して、真相に辿り着く。
このやり方は前作の「トガビトノセンリツ」や「D.M.L.C」には無かったシステムで、当時タイムループ物が流行ってたのもあるかと思いますが、斬新で面白いなーと思いました。
選択肢を間違えて死ぬのはもちろんありましたが、死ぬのが必須条件で過去に戻って選択肢が増えてようやく物語がすすむ。
しかも相当物語をすすめないと、もしくは2週目じゃないと何によって殺されたのか全くわからない様な場合もあります。
ホントに初見でこのゲームやった時はドキドキしたし、没入感半端なかったです、寝れませんでした。
ちょっとだけネタバレになりますが、そんな風に結構な時間をかけて、死にながらループしながらドキドキしながら、でもイマイチよくわからんまま村人達とのイカれた殺人ゲームをすすめていき、終盤戦みたいな雰囲気になり、死にます。
そしてキーをゲットしたー!と思ったらそのキーを使えるのがめちゃめちゃ序盤の、村に入りたてみたいなところで使えるキー。
なんだ?これはまさか?と思ったら殺人ゲーム2周目!今度は役割が違う‥!ていう展開がありました。
しかも主人公の房石も「おおかみ」に。
これはマジでワクワクしました。
どーなんのこれって。
僕は多分全体を3.4週くらいクリアしてますが、最初にお話しした3作品の中で「D.M.L.C」以外の2作品には暴露モードというものがあります(名称違ったらごめんなさい)。
1週クリアして「あーこれがトゥルーエンドかー、面白かったー」となった後、暴露モードが解放されます。
これをONにした状態で2週目にいくとまた最初からスタートしますが、違う点は各キャラの裏の心情が文章化しているということ。
↑「暴露モード」で巻島春の心の中が見えている状態
例えば狼だった人間がどういう気持ちで相手を殺していたのか、最初から全てわかっていた人間はどういう気持ちでまわりを見ていたのか。さらに、1週目ではわからなかった、事件の影で誰がどの様な行動をとっていたかが視えるシステムになります。
複雑怪奇に見えるこの事件も各キャラの心情、行動を見ることでようやく明らかになってくるので、暴露モード、サブストーリーまで終わらせて初めてすべての真相がわかる、というゲームになってます。
エンディングも分岐しますし、隠しエンディングもあります。
全部見るのにスキップ無しだと40時間以上はかかるんじゃないかなーと思います。もっとかな?
とにかくボリュームは半端ない印象です。
「おおかみ」とはなんなのか
「よみびと」とは?
少し導入載せておきます↓
妖しげな因習と信仰に塗れた限界集落、休水に迷い込んだ旅行者・房石陽明を待ち受けていたのは、かつて人が殺した神の使い“おおかみ”による殺人儀式・黄泉忌みの宴!人狼伝説に基づいたこの惨劇の輪廻を、何度でも甦る「死に戻り」の男となった房石は、果たして阻止できるのか―!?
ぜひネタバレ見ずにプレイしてみてください!
最後までありがとうございました。
まだ投稿少ないですが僕のHPもぜひ見てくださいー
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